はてなブログを連続更新していくと、どんどん中身がなくなっていく。
毎日何かしらの時間が起こるわけではない。どうしようもないことを書く、そんな日記の形式になっていく。
ただの日記は、自分の切り売りでしかなく、よそから見ると何の特筆性もない20代の一般成人男性(略してパンダ)の思いつきを書いてるだけで、面白みは無いものの、なるべく身バレを避けたい。なので、書くことが抽象的になってしまう。
抽象的になると、何だかそれっぽく書いたは良いが、ただのポエムになっちゃう。
考えてることは、時たま何かしらの記憶やきっかけで芋づる式に生まれる。文章を書く側としては「普段思っていることが『思ってもみないタイミング』で出ること」が面白かったり、無意識に書くと、そもそも考えてるのに自覚してないことが出てきて面白い。
ただ、面白いんだけど、それは書き手の自己満足であるから、ノートに手書きで書いておけば良い。わざわざネットに載せなくても良い。
そんな自己満足を私はここでやっている。
その場のライブ感といえばそうなんだけど、実態としては、24時間であった出来事と24時間で考えたことを定点的に吐き出してるだけで、非常にインスタントで、味もそんなにおいしく無いカップ焼きそばみたいなものである。
匂いにつられてサイトを見ても、匂い通りのことが書いてあって、文章を読む楽しみというやつは、それなりに低いレベルで保証されて、それなりに低いレベルで楽しめる。
ちなみに、カップ焼きそばは美味い。
毎日更新すると、私の「味」が薄くなってる気がする。
しかも中途半端に考えをかけて満足しちゃうから、長編や物語を書かなくても良いかな、とすら思う。
桜井政博氏の内圧理論の正しさを実感した。
まぁ、そんな今も、こうしてブログ書いてるんだけど。